答えを出さないと落ち着いていられないのは
頑張らないことだ。
頑張れば頑張るほど、
道から遠ざかる。
あなたは常に頑張りすぎだ。
頑張らないとは…
何か一つの出来事があるたびに
いちいち答えを出してしまわないことだ。
答えを出さないと落ち着いていられないのは、大いなるもの(something great)に自分を預けきれていないからだ。
そのせいで
ずいぶんチャンスを失ってきているよ。」
〜道とは何か?
北極老人のメッセージ〜
ふと思い出される「いのちのごはん」に書かれていた言葉。

焦っているとき。
迷っているとき。
答えを出そうとすればするほど
見失っていく。
以前尊敬する先生にも
「白か黒か答えをすぐに求めるのは幼さの現れ」
とご指摘をいただいたことがある。
白も黒もない
グレーの現実の中で
もがきながら
まよいながら
進んでいく。
答えなんて
ないことの方が多い。
形あるものは移ろい
手に入れたと思ったら
手が届かない先が見える。

正しい?間違っている?
誰にも分からない
無意味な問いはやめて
何のために?
私はどこに向かっているの?
と自問し続けて
この曖昧さと矛盾に満ちた
美しい世界で
ただひたすら
きれいに真っ直ぐに!
と言い聞かせて歩き続ける。
その一歩一歩が
道なのかも知れない。

そしてふと横を見れば
共に歩くあなたの笑顔があって
顔をあげるとはるか彼方に
あなたが手を振っていて
振り返るとそっと背中を支えてくれる
あなたの手があったりする。
きっとそんな道程が幸せなんだと思う。
